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美術館で赤ちゃん連れは迷惑?子どもと一緒に鑑賞を楽しむために

ベビーカーに乗っている赤ちゃん お役立ち情報
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美術館は、静かな環境で芸術作品を楽しむ場所というイメージが強いですね。

だから、赤ちゃんや子どもを連れて行くのをためらう人もいるのではないでしょうか。

しかし、美術館は子どもの情操教育にも良い場所です。

子どもと一緒に美術館でアートを鑑賞することで、子どもの創造力や感性を育まれると考えられています。

そこで、この記事では美術館で赤ちゃん連れでも迷惑ではない、一緒に楽しく鑑賞する方法について詳しくご紹介します。

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美術館で赤ちゃん連れが迷惑と考えられる理由

ベビーカーに乗って美術館を楽しむ赤ちゃん

まず最初に、美術館は赤ちゃんや子ども連れで行ってもOKなところが多いです。

むしろ、幼いころから美術や芸術に触れて感性を育むことはとても良いことだと言われています。

それなのに、なぜ、美術館に赤ちゃんや子どもを連れていくと迷惑になるのでは?とためらってしまう親御さんが多いのか?

それには、次のようなことが考えられます。

騒音や走り回りなどのマナー違反

赤ちゃんは、まだ言葉を話せないため、泣いたりぐずったりすることで周囲の人が「うるさいな」と感じてしまうことがあります。

また、子どもが館内を走り回ったり、大声で騒いだりすることで他のお客さんの鑑賞の妨げになることも考えられます。

美術館は、静かな環境の中で美術や芸術を楽しむ空間です。

その静けさを楽しみに美術館に訪れる人も多いので、そのへんは配慮が必要となりますね。

>>>美術館で静かにするのはなぜ?話し声がうるさくて気になるどうする

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美術館で赤ちゃん連れでも迷惑と思われない方法

美術館で赤ちゃん連れでも他の人に迷惑と思われないためにも対処法はいろいろあります。

  • マナーを守る
  • 混雑する時間帯を避ける
  • ベビーカーや抱っこひもを活用する
  • 授乳室やおむつ交換台、託児室を利用する
  • 子ども向けの展示やイベントを利用する

それでは1つずつ解説していきます。

マナーを守る

赤ちゃんや子どもが泣いたりグズったりしたときは、すぐに抱っこをするなどして落ち着かせるようにしましょう。

また、走り回ったり騒いだりしたときは、すぐに注意して止めるようにしましょう。

それでもどうしてもダメなときは、速やかに部屋を移動するなどの周りの人への配慮も心掛けるとよいですね。

混雑する時間帯を避ける

人気の展覧会は混雑していることが多いです。

そんなとき、ベビーカーを押して、あるいは子どもと一緒に観覧しているとなかなか身動きがとれなくて泣き出したり、ぐずったりしたら、と想像するとちょっと怖くなりますね。

美術館は休日や連休、夏休み、冬休みなどは特に混雑する傾向にあります。

そのため、混雑する時間帯を避けて、なるべく空いている時間帯に行くようにしましょう。

美術館の空いている時間帯は公式HPで確認することもできます。

ベビーカーや抱っこひもを活用する

美術館内ではベビーカーの利用も可能です。

階層を分けて展示している美術館ではエレベーターが設置されている所が多いです(事前に要確認)。

もしも赤ちゃんがグズって泣きだしたときなどを考えて抱っこひもも準備しておくとよいでしょう。

ベビーカーや抱っこひもを利用することで赤ちゃんや子どもの動きが制限され、動き回るなどのマナー違反を防ぐこともできます。

また、美術館によってはベビーカーの貸し出しをしているところもあります。

事前に公式HPを確認して積極的に利用することをおすすめします。

授乳室やおむつ交換台、託児室を利用する

美術館には授乳室やおむつ交換台を完備しているところがあります(詳しくは公式HPなどで確認してください)。

授乳室やおむつ交換台を活用することでおむつ替えや体調管理がしやすくなりますね。

また、美術館によっては託児室を完備しているところもあります。

東京都内では、

国立新美術館

東京都美術館

東京国立近代美術館

SOMPO美術館

など託児サービスを行っている美術館があります。

事前に予約が必要なところが多いですが、たまにはゆっくり美術館賞がしたい、というときには利用する価値、大きいです。

子ども向けの展示やイベントを利用する

美術館によっては、子ども向けの展示やイベントを開催しているところもあります。

いきなり大人向けの美術展デビューはちょっと、という場合もこうしたイベントに参加することで、子どもと一緒に美術館を楽しむきっかけになるのでは、と思います。

きらら
きらら

たとえば、「恐竜展」や「動物展」などは、お子さん連れでいつ行っても賑わっていますね。

子どもたちの目がキラキラしてる。

また、上野の国立科学博物館や、北の丸公園の科学技術館、お台場の日本科学未来館などは、子ども向けの展示が充実していて、大人も子どもも楽しめるのでおすすめです。

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美術館で赤ちゃん、子ども連れでも楽しく鑑賞するコツ

美術館で赤ちゃん、子ども連れでも迷惑だと思われないように楽しく鑑賞するためには、次のコツを押さえておきましょう。

  • 事前に準備しておきましょう
  • 子どもの体調や気分を確認しましょう
  • 子どものペースに合わせて鑑賞しましょう
  • 子どもに声をかけながら鑑賞しましょう
  • 子どもが飽きないように工夫しましょう

事前に準備しておきましょう

美術館鑑賞に限ったわけではないですが、事前に美術館や美術展で何が展示されるのか、子どもが興味を持ちそうなものについて事前に調べておきましょう。

子どもが興味を持ってくれそうな作品や展示をあらかじめピックアップしておくと、親子での鑑賞の時間がより充実しますよ。

子どもの体調や気分を確認しましょう

お出かけ前に赤ちゃんや子どもの体調や気分を確認することは大切です。

体調が悪いときや機嫌が悪いときは、無理に連れて行かないようにしましょう。

また、作品展示によっては赤ちゃんや子どもが嫌がったり怖がったりするかもしれません。

そんなときは決して無理をしないようにしましょう。

子どものペースに合わせて鑑賞しましょう。

子どものペースに合わせてゆっくり鑑賞しましょう。

長時間歩き回ったり、じっと座り続けたりするのは、子どもにとっても負担になります。

美術館によっては休憩できるカフェや屋外施設を備えているところもあるので事前にHPでチェックしておくとよいですね。

子どもに声をかけながら鑑賞しましょう

作品や展示を見ながら「きれいだね。」「これ、おもしろいね。」などと声をかけながら鑑賞することで、子どもの興味を引き出し、楽しく鑑賞することができます。

子どもが飽きないように工夫しましょう

子どもが飽きないように、休憩やおやつの時間を設けましょう。

また、美術館によっては子どもが遊べるスペースやおもちゃを用意しているところもあります。

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美術館で赤ちゃん連れは迷惑?子どもと一緒に鑑賞を楽しむために まとめ

美術館で赤ちゃん連れでも、マナーを守り、混雑する時間帯を避け、ベビーカーや抱っこひもを活用すれば、迷惑にならず楽しく鑑賞することができます。

また、子ども向けの展示やイベントを利用するのも、子どもと一緒に美術館を楽しむ良い方法です。

しかし、どんなにマナーを守っていても、赤ちゃんや子どもが泣いたりグズったりしてしまうことはあります。

そのようなときは、周囲の人に迷惑をかけないように、すぐに抱っこしたり、休憩したりするようにしましょう。

また、美術館によっては、赤ちゃん連れや子ども連れの受け入れに慣れていない場合もあります。

そのようなときは、マナーを守って、周囲に気を配りながら鑑賞するようにしましょう。

でも、なかには赤ちゃんや子どもが苦手、という人がいるのも事実。

せっかく美術館に来たのだから、静かな環境の中で芸術の世界に浸りたいという人もいます。

また、赤ちゃんや子どもが一緒だけど、どうしても今、美術館に行きたい、という親御さんもいます。

どちらのケースも当然、尊重されるべきだと思います。

私は、赤ちゃんや子どもに厳しい人は少し寛容な気持ちで見守ってもらい、赤ちゃんや子ども連れで鑑賞する場合は周囲への配慮を忘れないようにすることが大切かな、と考えます。

お互いの気持ちに配慮しながら、みんなが美術館で楽しい時間を過ごせるとよいですね。