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真夏の暑いとき、美術館にも短パンやビーサン(ビーチサンダル)などの気楽な服装で行きたくなりますよね。
でも、美術館は芸術作品を鑑賞する場所だし、リゾートに行くようなラフなかっこうで行ってもいいのか迷います。
周囲の人の目も気になりますしね。
そこで今回は、美術館での服装マナーについて、徹底解説します。
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美術館での短パン、ビーサンの着用はOK
結論から言うと、美術館や博物館で短パンやビーチサンダルを着用することは、基本的に問題ありません。
理由としては
- ドレスコードが明確に定められていない
- 美術館賞は自由
の2つが挙げられます。
ドレスコードが明確に定められていない
美術館には、ドレスコードが明確に定められているところはほとんどありません。
そのため、短パンやビーチサンダルを着用していても、入館を拒否されることはまずないでしょう。
例えばですけど、小さいお子さん連れで美術館や博物館に行く場合、子どもたちがTシャツに短パン姿、ビーチサンダルで館内を見学していたとしても特に問題はないですよね。
大人でも同じです。
ただし、美術館によっては、ドレスコードが定められているところがあるかもしれません。
気になる場合は、事前に公式サイトなどで確認しておきましょう。
ドレスコードというほどではないけれど、入館時に靴下必須という博物館はありましたよ。
東京都台東区にある「朝倉彫塑館」は土足禁止で、靴を脱いで入館することになっています。
しかも、入館時は必ず靴下を履いていなければなりません。
素足はもちろん、スリッパを履いてもダメです。
夏場は特に注意が必要ですね。
美術館賞は自由
美術館は、芸術作品を鑑賞するための場所です。
そのため、鑑賞する人が自由に過ごせるように、服装の制限が設けられていない美術館・博物館がほとんどです。
でも、美術作品を汚したり、他の来場者に迷惑をかけるような服装はNGですよ。
美術館で短パン、ビーサンなどを着用する際の注意点
今まで述べてきたように、美術館・博物館で短パンやビーチサンダルを着用してはいけないルールは明確にはありません。
でも、極端に短い短パンやミニスカート(ひざ上丈のもの)は避けたほうが無難です。
真夏の美術館に行くと仮定した場合、その服装で恥ずかしくない?と自問自答してみると自然に答えが見つかるでしょう。
また、美術品を保護するために、夏場もけっこう空調が効いている所が多いので肌の露出が多いと肌寒く感じるかもしれません。
そのため、寒さ対策としてカーディガンやジャケットなど羽織るものを持っていくのもおすすめです。
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短パンやビーサンの他に美術館にふさわしくない服装はある?
短パンやビーサンの他に美術館にふさわしくない服装マナーには次のようなものがあります。
- つばのある帽子
- 露出の多い服、極度にラフな服
- 長さのあるネックレスや音の出るアクセサリー
- リュックやキャリーバッグなどの大きな荷物
- ヒールのある靴
- 強い香水や化粧
それでは1つずつ解説していきます。
つばのある帽子
館内で帽子をかぶっていても問題はないのですが、つばのある帽子は注意が必要です。
つばがあると美術品をよく見ようと顔を近づけたときに、美術品につばが当たって破損してしまうことがあるかもしれません。
また、周囲のお客さんにぶつかったり、迷惑になることも考えられます。
露出の多い服 極度にラフな服
短パンやビーチサンダルはOKとは言いましたが、さらに露出の多い服、例えば水着のような服とか、パジャマのように極端にラフなかっこうはさすがにNGです。
私もまだそういう人は見たことないわ~
清潔感のある服装を心がけましょう。
長さのあるネックレスや音の出るアクセサリー
美術館におしゃれをして行きたい気持ちもよくわかりますが、アクセサリーにも注意が必要です。
特に長さのあるネックレスは、美術品をよく見ようとして近づいたときに作品に当たってしまったらたいへんなことになります。
また、ジャラジャラ音が出たり、光を反射してキラキラするアクセサリーも意外と他のお客さんの迷惑になることがあるので気をつけましょう。
リュックやキャリーバッグなどの大きな荷物
大きな荷物は他のお客さんの迷惑になるだけでなく、美術品に当たってしまうことも考えられます。
何より、大きくて重い荷物を持ち歩いていては全然美術館を楽しめません。
リュックは背負っていればそんなに重さは気にならないし大丈夫だよね。
だめだめ。
自分は良くても、他のお客さんに当たったり迷惑になるからぜったいやめてね。
リュックやキャリーバッグなどの大きな荷物は事前に美術館のコインロッカーに預けるようにしましょう。
大きすぎてコインロッカーに入らない荷物は、クロークに預かってもらえるところが多いので受付のスタッフに相談してみるとよいですね。
美術館内では、今人気のお財布やスマホをコンパクトに収納、持ち運びできるサコッシュやミニバッグがとても便利ですよ。
ヒールのある靴
せっかく美術館に行くんだから、ばっちりオシャレに決めて行くわ!
美術館や博物館の館内は意外と歩き回ることが多いので、ハイヒールのようなかかとの高い靴や歩きにくい靴はとても疲れることが多いです。
気がついたら1時間、2時間歩いてたなんてよくあるよね。
万歩計つけて歩いてみたら、1万歩以上歩いててびっくり!
人気の展覧会は大混雑していることが多くてなかなか進まないし、だんだん足が痛くなっちゃって全然楽しめなかったというのも悲しいです。
また、ハイヒールのように「コツコツ」と音の出る靴は、しんとした美術館の中では意外と響くもの。
美術館の床は固い材質のところが多いので、どんなに気をつけて歩いても靴音が響いて他のお客さんに迷惑になることもあります。
美術館や博物館へは、スニーカーやローファーなど疲れにくくて音の出ない靴で行くことをおすすめします。
強い香水や化粧
強い香りの香水や化粧は、人がたくさん集まる美術館や博物館では周囲の人に不快感を与える場合があるのでやめておいたほうがいいでしょう。
香りに敏感な人への配慮も必要ですね。
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美術館で短パン、ビーサンはOK? まとめ
美術館での短パン、ビーチサンダル着用は基本的に大丈夫です。
しかし、美術館にふさわしくない服装マナーは、美術作品を汚したり、他の来場者に迷惑をかける可能性があるので注意が必要です。
また、美術館の雰囲気を損なう場合もあるんです。
例えばですが、ローマのバチカン美術館へは丈の短い短パンやミニスカート、肩を露出した服装では入場できません。
美術館へ行くときに服装に迷ったら、このかっこうで「バチカン美術館に入れるかな?」とか、「恥ずかしくないかな?」と考えるだけでもだいぶイメージしやすいと思います。
基本的には「清潔感のある服装」をおさえておえけば問題ありません。
美術館に明確なドレスコードがあるわけではないのですが、服装マナーに配慮して、快適な美術館鑑賞を楽しんでくださいね。
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