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「キングダム展-信-」の感想と魅力&チケットの買い方はどうしたら?

展覧会
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今ブームの「鬼滅の刃」、私にはいまいち面白さが分からなかったのですが、これなら分かる、と思ったのが「キングダム」。

マンガもアニメも何度も読み返すくらいはまりました。

現在(2021年6月)、東京、上野の森美術館で「キングダム展-信-」が開催されているので、早速行ってきました。

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「キングダム」って何?

「キングダム」は原泰久さんの2006年から「週刊ヤングジャンプ」で現在も連載中の人気マンガです。時代は紀元前220年頃、中国の春秋戦国時代です。ざっくり言うと主人公は下僕から将軍に成り上がろうとする信(しん)と後の始皇帝、嬴政(えいせい)です。この信が、奴隷時代から戦功を重ねながらどんどん成長していく姿がこのストーリーの魅力のひとつでもあり、以前から始皇帝に惹かれるものを感じていた私にはどんぴしゃ!のマンガでした。

「キングダム」を知らない人には「なんじゃ?それ?」という世界かもしれませんが、NHKでアニメも放送されていますし(2021年現在、第3期放映中)、2019年には実写映画化もされて、当時話題にもなりました。

huluなら、アニメを見逃した人もシーズン1からシーズン3まで全部見ることができますよ。

たかがマンガと侮ることなかれ、ちゃんと「史記」に基づいた描写もあり、史実とオリジナルキャラの織りなすストーリーがこの作品の魅力です。

この際、司馬遷の「史記」にも挑戦してみる、といのもいいかも。

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「キングダム」展に行ってみた感想

今回の「キングダム」展は連載開始から15周年を記念して開催されました。

400点以上の原画と、この企画展のために新たに描き下ろされたイラスト20点でコミックの40巻までを再現した展示となっています。全部をじっくり見るための所要時間はだいたい2時間ほどは必要です。

20点のイラストは作者の原泰久さんが1年以上前からこの展覧会のために描きためていたのだとか。たしかに1つ1つの絵の緻密さと迫力に圧倒されてこれを見られただけでもファンは感動!です。

でも、コアなファンじゃない人、ストーリーがよくわからない人にはおすすめしません。

一般的な美術展でしたら、「一緒に行ってみる?」と誘いやすいですけど、今回は少なくてもマンガを一通り読んだ人かアニメや実写映画を見たことがある人以外には声をかけづらいです。

話がわからないとつまらないと思うし、チケット代も今回は2,500円といつもよりお高い、というのも理由の1つです。

共感しあえる友人や家族とだったら行ってもいいかもしれませんが、今回は一人で鑑賞したほうがどっぷりと世界観に浸れるんじゃないかな、と思いました。

上野の森美術館のコインロッカーの利用方法

企画展とは直接関係ないことですが、上野の森美術館のコインロッカーは館内ではなく、エントランスにあります。

受付を通り過ぎるとコインロッカーはないので、預け忘れると重い荷物を持ったまま展示を見る羽目に。これ、けっこうきついです。
大きな荷物を持っている人は受付を済ませる前に忘れずにコインロッカーに荷物を預けましょう。場所がわからない場合は、受付に係の人がたくさんいるので、聞いてみるとよいですよ。

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「キングダム」展のチケットの買い方とグッズの情報

「キングダム」展のチケットは日時指定の事前予約のみでの販売となります。当日券は一切ありませんのでご注意ください。

「キングダム」展チケット購入方法と金額

一般  2,500円
大学・専門学生  2,000円
小中高生   800円
伍チケット(一般券5枚つづり) 12,500円
特典グッズセット日時指定券  4,300円

公式HPからチケット購入ページで日時指定券を予約して、ローソン・ミニストップの
Loppiで発券・購入できます。
>>>キングダム展-信- 公式HPはこちらから

それにしても、企画展のチケットとしてはちょっとお値段が…。

でも、日時指定券1枚につき、入場の際に2022年1月からの卓上カレンダーがもらえます。これはけっこううれしいおみやげ。

また、特設グッズ売り場には、入場券を持っている人しか入れません。

グッズはクリアファイル2枚セットが900円、一筆箋1,320円などなど他の企画展のグッズより値段が高く設定されています。コアなファンには「欲しい!!」って思うものもあるかもしれませんが、やはりこの値段は子どもがお小遣いで買うにはちょっと高いと思いました。

私は入場チケットの特典の卓上カレンダーをもらえただけで、十分満足です。

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さいごに

「キングダム展-信-」は、美術館という空間を生かしてコミック40巻までの内容をまとめた展示になっています。

1巻読み終わるまで30分かかるとしても単純計算で40×30分で1200分。

つまり20時間かかるということですよね(もっと速く読めるひともいると思いますが)。それを2時間ほどかけて読破!?するというのですから、じっくり鑑賞した後は放心状態でした。

でも、もう一回最初から読み直してみようかな。

館内での撮影は一切禁止でしたので、この感動をうまく伝えることができず、ちょっと残念。

「キングダム展-信-」は2021年6月12日(土)~7月25日(日)の日程で東京・上野の森美術館で開催中です。

その後、8月3日(火)~9月26日(日)からは福岡市美術館で開催されます。

お近くの「キングダム」ファンの方はぜひ企画展で感動を味わってみてくださいね。