聖徳太子没後1400年 「法隆寺」展が東京国立博物館で開催 見どころは?チケットの買い方は?

東京国立博物館

2021年は、聖徳太子が亡くなって1400年という節目の年なのですね。

「聖徳太子」は日本史で勉強するから「名前は知っているよ」という人も多いですよね。

では、どんなことをした人なの?「法隆寺」とどんな関係があるの?なんか、すごい人だったらしいけどホントなの?などなど、聖徳太子について詳しく知りたいという人は東京国立博物館で開催中の「聖徳太子と法隆寺」展を見に行ってみましょう!

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聖徳太子1400年忌の2021年に「聖徳太子と法隆寺」展が東京国立博物館で開催

2021年は聖徳太子が亡くなってから1400年という、記念すべき年です。このちょうど区切りのよい年に聖徳太子にゆかりの至宝を東京国立博物館で見られるのは、なんてラッキーなんだろうと思います(コロナ禍でなかなか遠出は難しいですからね)。

聖徳太子とはどんな人?何をした?

小学校の社会の教科書にも出てくるから、「聖徳太子」の名前を知っている人は多いはず。じゃあ、どんな人だったのか、もう一度おさらいしてみましょう。

聖徳太子(574~622年)は用明天皇の第二皇子として生まれ、生前は厩戸皇子(うまやどのおうじ)と呼ばれていました。ちなみに「聖徳太子」とは死後おくられた名前です。

20歳のときに日本で初めての女性天皇として知られる推古天皇の摂政になりました。

冠位十二階や、十七条の憲法の制定、遣隋使の派遣をした、などなどの偉業を日本史で勉強したな~、と思い出した人もいるのではないでしょうか?

昭和の時代を知っている人ならば、一万円札は福沢諭吉じゃなくて、聖徳太子だったよねって懐かしく思うかもしれません。

当時の5千円札も聖徳太子だったのよ

私は見たことがないのですがもっと昔は聖徳太子の100円札というのもあったらしいです!ですから、聖徳太子のお顔って日本人だったらほとんどの人が知っているんじゃないかな、っていうくらい有名ですよね。

そして、聖徳太子は仏教思想を取り入れ、保護したことでも知られています。

十七条の憲法の「篤く三宝を敬え…」という言葉からも太子の仏教をとおして国家を築こうとした思いが伝わってきます。

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「聖徳太子と法隆寺」展の見どころ

今回の「聖徳太子と法隆寺」展の見どころは、聖徳太子にゆかりの国宝が集結した、ということです。

国宝に限らず、本当だったら法隆寺を始め、各所の寺院に行かなければ見られない宝物が東京国立博物館に集まっているのですから、なかなか興味深い展覧会になっています。その中でも、

奈良の中宮寺所蔵の「天寿国繍帳」

天寿国繍帳は、聖徳太子が亡くなった後、妃であった橘妃の「太子にもう一度会いたい」という願いによって作られたという帷(とばり)です。

1000年以上の歳月を経て、今では断片しか残っていない、ということですが、太子が往生した極楽浄土を絵画ではなく、刺繍で表したところがすばらしいです。

飛鳥時代のものとは思えない色彩豊かな刺繍が今でも残っているところも見どころです。

法隆寺金堂の「四天王立像」

法隆寺金堂に安置されている国宝四天王立像の多聞天広目天が今回お目見えしました。

四天王は東西南北の方角をそれぞれ守護しているのですが、持国天は東の方角、増長天は南の方角、広目天は西の方角、多聞天は北の方角を守っています。

法隆寺の四天王像は日本最古の四天王像で、650年頃の作と言われています。

後世の四天王像は守護神らしく、いかめしい顔やポーズのものが多いのですが、法隆寺の四天王像は仏像のようなたたずまいで、穏やかな顔をしているところが後世の四天王と違っています。そこもぜひ見てもらいたいです。

国宝「伝橘夫人念持仏厨子」

橘夫人とは、橘三千代のこと。藤原不比等の妻であり、光明皇后の母でもある、という奈良時代の歴史ではけっこう重要な人物です。

この橘夫人の念持仏(私的に所有していた仏像)が法隆寺に現存する阿弥陀三尊像です。

高校時代に法隆寺関係の本を読んで以来、いつか本物を見てみたい、とずっと思ってきましたが、東京国立博物館でその願いが実現しました。

初めて見た印象は、思っていたよりはるかに大きな厨子だったということ。そして阿弥陀様の柔らかい表情のお顔が印象的でした。

 

今回の「聖徳太子と法隆寺」展は国宝や重要文化財が数多く展示されています。聖徳太子や飛鳥文化に興味がある人は必見です。

写真撮影は今回も全くのNGなので、どうぞご注意くださいね。

また、東京国立博物館別館の法隆寺宝物館では、所蔵品の展示の他に今回の特別展にあわせて8Kモニターで国宝「聖徳太子絵伝」の画像を映し出す、という特設コーナーが開設されています。

この機会を利用して法隆寺宝物館にも足を運んでみることもおすすめします。

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「聖徳太子と法隆寺」展 東京国立博物館でのチケットの価格と買い方

気になる「法隆寺」展の東京国立博物館でのチケットはいったいいくらなのでしょう?

観覧料は次のようになっています。

 前売日時指定券
当日券
一般2,100円2,200円
大学生1,300円1,400円
高校生 900円1,000円

 

中学生以下、障がい者とその介護者1名は無料です。

ただし、その場合も無料の日時指定券の予約は必要なのでご注意ください。

当日券より前売日時指定券のほうが100円お得!

「法隆寺と聖徳太子」展は、感染予防と混雑緩和のため、前売日時指定券の購入を推奨しています。当日券も若干用意はありますが、枚数に限りがあるので売り切れも予想されます。何より前売りのほうが100円安い!のですから、なるべく予定を立てて前売り券を購入したほうがお得感がありますね。

前売日時指定券の買い方

前売日時指定券の買い方は2通りあります。

「美術展ナビ」の公式チケットアプリから購入する

スマートフォンを使っているなら、チケットアプリから購入するのが断然おすすめです。

スマホで日時を予約できて、印刷が不要なので当日、入館がとても楽なんです。

また、急に予約日時に行けなくなっても、12時間前までならチケットの日時変更・キャンセルが可能、というのもうれしいサービスです。

チケットアプリからの購入は

「聖徳太子と法隆寺」展の公式HPから>>>

イープラスから購入する

イープラスを使い慣れているなら「こっちのほうがいい」という方もいますね。

チケットアプリはカード決済を利用するので、ファミリーマートなどコンビニで発券してもらうこともできるイープラスのほうが安心感がある、という人もいるかもしれません。

ただし、イープラスでチケットを購入した場合、日時変更・キャンセルはできません。もしもの時の払い戻しもできないので、ご注意ください。

イープラスでチケットを購入する場合はこちらから>>>

当日券を購入する場合

日時指定の前売り券がお得だとしても、ある日突然「今日は法隆寺展を見に行こうかな」と思うときがあるかもしれません。上野公園を散歩していて急に行ってみたくなることだってあるかも。

そんなときはチケット売り場で当日券を買って見に行くのがいちばん手っ取り早いですよね。

当日券は東京国立博物館のエントランスのチケット売り場で購入することができます。

でも、当日券の枚数は限られており、特に人気の特別展の場合は早い時間にあっという間に売り切れてしまうことが多いので、どうせならなるべく日時指定券を購入して心に余裕を持って観覧することをおすすめします。

また、「聖徳太子と法隆寺」展のチケットを持っていると当日に限り、本館、東洋館、法隆寺宝物館の常設展を無料で観覧できます。

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「聖徳太子と法隆寺」展の東博での開催場所と時間・休館日

「聖徳太子と法隆寺」展の東博での開催場所は平成館です。

平成館への行き方

平成館は本館へ行く手前で左側に入ったところにあります。特別展が開催されている時はポスターなど目につくところにたくさんあるので、迷うことなく行き着けるはずです。

「聖徳太子と法隆寺」展の開催時間

「聖徳太子と法隆寺」展の開催時間は、

2021年7月13日(火)~9月5日(日)

時間は9:30~17:00まで開館していますが、現在はコロナ禍ということもあり、入場時間が細かく区切られています。

日時指定チケットをお持ちの場合は指定時間に遅れないように入館してください。時間に遅れて入館できなかった、ってあまりに残念ですから。

入場時間の目安

9:30~10:00
10:00~10:30
10:30~11:00
11:00~11:30
11:30~12:00
12:00~12:30
12:30~13:00
13:00~13:30
13:30~14:00
14:00~14:30
14:30~15:00
15:00~15:30
15:30~16:00

観覧の所要時間はできれば2時間はほしいところですが、感染防止と混雑緩和のため、ミュージアムショップ利用時間を含めて90分以内で、と言われています。

毎回、特別展を観覧して感じますが、この時間制限、けっこう厳しいです。

休館日

休館日は月曜日です。

ただし、8月9日(月)は開館し翌8月10日(火)が休館となります。

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さいごに

「聖徳太子と法隆寺」展を見ると少しは聖徳太子の偉大さがおわかりいただけると思います。飛鳥時代の文化に触れると長い時の流れを感じるとともに、もっと当時のことを知りたくなります。

もし、コロナがなくて自由に旅行ができるのだったら、今年は聖徳太子ゆかりの法隆寺周辺に行っててみたかったな~。

2020年も東京国立博物館で「法隆寺金堂壁画と百済観音」という特別展が開催されるはずだったのに、コロナ禍で直前で中止(涙)。幻の特別展となってしまいました。

そんなこともあったので、今年2021年に無事に「聖徳太子と法隆寺」展が開催されて観覧できたことがとても幸せです。

さらに、これで終わりではなく、2021年11月にはサントリー美術館で「聖徳太子 日出処の天子」展が開催されるので今から楽しみです!

「日出処の天子」、知る人ぞ知る聖徳太子をモデルにしたあの漫画とのコラボもあるのだとか。ファンは必見ですね。