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ポンペイ展2022が東京国立博物館で開催 見どころや人気グッズも注目

展覧会
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2022年1月14日から「ポンペイ展」が東京国立博物館で開催されています。

ポンペイはおよそ2000年ほど前に火山の噴火で一夜にして消滅した都市、と聞いたことがある人も多いと思います。現在開催中のこの「ポンペイ展」、かなり盛り上がっているようです♪

東京国立博物館での開催もあと残すところ一週間、というタイミングで東京国立博物館を訪れました。目的は現在開催中の「空也上人と六波羅蜜寺」でしたが、東京国立博物館の受付は午前10時台だというのにこの混雑ぶり(@_@)

聞こえてきたのは「本日分の当日券は完売しました」という会場係りの人の声……。

もし、これからポンペイ展に行ってみよう、と思っている方はぜひ期日指定チケットを購入してお出かけくださいね。

特に人気なのが「番犬注意」で有名な黒犬のモザイク画、そして出土した「炭化したパン」、さらにサンリオの人気キャラクター、ポムポムプリンとのコラボグッズなど話題が盛りだくさんです。

では、実際どんな展示なのかご紹介していきますね。

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開催日時・場所

「ポンペイ展」の開催日時と場所は次のとおりです。

2022年1月14日(金)~4月3日(日)
場所:東京国立博物館 平成館

東京国立博物館 平成館の場所はこちらです。

アクセス

JR上野駅・鷺沼駅から徒歩約10分
東京メトロ上野駅・根津駅
京成本線上野駅から徒歩約15分

開館時間

開館時間は午前9時30分から午後5時までです。

最近の美術展は事前予約制なので、今回も入館も1時間ごとの区切りとなっています。入れ替え制ではないので一度入館したら、時間制限なく見ることができます。これは美術館マニアにはとってもうれしいことです。

でも、コロナ禍の現在はグッズ購入まで含めて90分以内での観覧が推奨されています(きっちり守ったらけっこう駆け足です)。

休館日

毎週月曜日、3月22日(火)

ただし3月21日(月)、28日(月)は開館します。

どうぞお間違えのないように!

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料金

東京国立博物館で開催中のポンペイ展の料金は次のようになっております。

一般  2,100円
大学生 1,300円
高校生  900円

中学生以下、障がい者の方とその付き添い1名まで入場無料です。ただし、入場無料の方も日時指定チケットは必要となります。日時指定チケットは公式HPから予約できます。

チケットの購入はこちらから>>>

当日チケットの入手方法

「ポンペイ展」のチケットは公式サイトから直接購入するのがいちばんのおすすめです。コロナ感染がまだ収束しない現在は、日時指定のチケットを購入するのが推奨されています。

日時指定チケットの購入の何がいいかというと、公式サイトから購入した場合に限り、キャンセルが可能なんです。

このご時世、体調が悪くなって行けないということも考えられますよね。そうでないにしても、急用が入ってどうしても行けないということも…。

プレイガイドで購入ししたり、当日、東京国立博物館の正面入口でせっかく購入してもやっぱり予定が合わなかった、ということになってもキャンセルはできません。そういう場合を考えてたら、やっぱり公式サイトからチケットを購入するのがいい、と思います。

とはいえ、当日限定ですが、東京国立博物館正面入口で購入することもできます。

でも、各時間帯の割り当て枚数が決まっているので、事前購入で予約枠が埋まっていたら購入不可(希望する時間に入館できない可能性もあり)、「やっぱり行くのやめた~」とキャンセルもできません!

なので確実にご覧になりたい方は公式HPからチケットを購入することをおすすめします。

チケット購入はこちらのHPからご確認ください>>>

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ポンペイ展の見どころ

ポンペイとは

ポンペイはイタリア中南部にあった都市。紀元79年にヴェスヴィオ火山の噴火で一夜にして消えた都市として語り継がれてきました。

栄華を誇った都市の様子は発掘された遺跡からもよく伝わってきます。18世紀に発掘されるまで当時のままの姿で眠っていたとのこと。なんというロマン…。

広大な遺跡は現在も発掘調査が進められているのだそうです。

しかも、発掘された品々は2000年近くも地下に埋まっていたとは信じられない美しさ(火山灰に守られていたからなのかな)です。

ポンペイは私の中では古代ローマの都市、というイメージが強かったのですが、実はローマ帝国に征服される以前から独自の文化が築かれていました。

今回の展示では当時の面影をそのまま残している優雅な邸宅から発掘された貴重な品々も公開されています。

ファウヌスの家

なかでも見どころは「ファウヌスの家」。ここは紀元前2世紀ごろの邸宅で、なんと3,000平米もある大豪邸

今回は間取りも再現されており、ミニチュアでありながら邸宅の雰囲気を味わうことができます。

番犬注意

また、あるお屋敷のエントランスの床にあったといわれる番犬のモザイク画「番犬注意」など、床や壁面にあしらわれた精密なモザイク画がとっても印象に残りました。

2000年も昔から防犯に番犬が活躍していたのですね。

メメント・モリ

さらに食堂のテーブルの天板には描かれた「メメント・モリ(死を忘れるな)」という意味深な髑髏。この絵を見ながら食事をしたのかな。

ちょっと食事をするのがためらわれる……。

アレキサンダー大王のモザイク画

そして、今回は修繕中ということもあり、来日していませんでしたが、世界史の教科書でも見かける「アレキサンダー大王」のモザイク画。

あれもポンペイの邸宅にあったというから驚き!本物を見たかったな。ポンペイとギリシャ文化の融合、ヘレニズム文化を実際に目にすることができて感動しました。

ヘレニズム文化の象徴とでもいうべきギリシャ風の彫刻も多く見られましたが、私はモザイク画が印象に残りました。

炭化したパン

ポンペイは一夜にして噴火に飲み込まれ埋もれた都市。

火山灰が当時のポンペイをそのままの姿で保存してくれた、とも言えます。だから、当時の日常が生々しく残っているんです。

たとえば、当時のパンがそのまんまの形で発掘されたり。

もちろん、発掘されたものなので、炭化して真っ黒な状態ですが、当時の潤沢な食卓が想像されます。(今回のお土産グッズではこの炭化したパンがクッションとして販売されています(^^♪

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ポンペイ展 お土産グッズ

ポンペイ展のグッズで今回話題になっているのは、やっぱり「炭化したパンのクッション」でしょうか?お値段も税込み4,950円となかなかのものです。

ソファや、ふだん使いの椅子のクッションとしても、インパクトありそう(^_-)-☆

他にも、「番犬注意」でも知られる黒い犬のモザイクをデザインしたノートやマグカップ、エコバッグなども人気です。

ちなみに、私が今回のポンペイ展でゲットしたグッズは、

ブックマーク

つい、あれば買っちゃう。使うたびに展覧会の思い出に浸れるところがお気に入りです。

ポムポムプリンの「番犬注意」風のメモ用紙

「番犬注意」の犬つながり?でサンリオのポムポムプリンとのコラボの「メモ用紙」。ポンペイ(POMPEII)のPOMとポムポムプリンのPOMをかけたのかも?

表紙のポムポムプリンのイラストがモザイク画風になっているのがいい感じ♪

エコバッグ

そしてこれも手ごろな価格だったらついつい買っちゃうエコバッグ。今回購入したグッズも全部このエコバッグに入れてもらいました。

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さいごに

ポンペイ展、本当にすばらしかったです。

約2000年も前にこれほど栄華を誇った文化があったことが驚きです。2000年前といえば、日本はまだ弥生時代ですよ。

子どものころ読んだ本の影響で「ポンペイの悲劇」のイメージが強かったのですが、今回見たポンペイの暮らしは優美で豊かなものでした。

これが火山に埋もれていたなんて信じられないっていうくらい色彩も豊かで美しい出土品ばかり。少しでも興味があったら実際に見てみると今までの印象ががらりと変わるかもしれません。

東京国立博物館では2022年4月3日まで開催されています。

その後4月21日~7月3日まで京都市京セラ美術館で、さらに10月12日~12月4日まで福岡県九州国立博物館で開催の予定なので、お近くの方は足を運んでみることをおすすめします。