スポンサーリンク
国立西洋美術館常設展の入館料が無料になる日はあるのか気になりますよね。
無料になる日をねらっていくのは難しいけれど、割引制度があるのだったら利用してみたい、と考えている方もいるでしょう。
国立西洋美術館は人気の美術館のため、無料観覧日は大勢の人が訪れて混雑も予想されます。
この記事では、
- 国立西洋美術館常設展の入場料が無料になる日
- 国立西洋美術館常設展の割引制度
- 国立西洋美術館常設展の無料日の混雑を避けやすい時間
をご紹介します。
国立西洋美術館常設展の入場料が無料になる日
国立西洋美術館では、原則毎月第2日曜日が常設展の無料観覧日です。
また、国際博物館の日(5月18日)と文化の日(11月3日)も無料観覧日となります。
さらに、障がい者手帳を提示することでご本人と介護者1名がいつでも無料になります。
常設展が無料になる日
国立西洋美術館常設展を訪れた人がだれでも無料になる日は以下のとおりです。
- 原則毎月第2日曜日(Kawasaki Free Sunday)
- 国際博物館の日(5月18日)
- 文化の日(11月3日)
ここで、「国際博物館の日(5月18日)」「文化の日(11月3日)」が無料になるのはわかるけど、なぜ毎月第2日曜日に常設展が無料になるの?と疑問に思った人もいることでしょう。
実は、2023年4月から川崎重工とのパートナーシップの一環として毎月第2日曜日が無料観覧日として実施されています。
なぜ川崎重工と?と思った方もいると思いますが、川崎重工の前身の川崎造船所の社長でもあった松方幸次郎の収集した美術品が「松方コレクション」として保存・公開されるきっかけとなったのが現在の国立西洋美術館だからです。
松方幸次郎のポートレート(国立西洋美術館の常設展より)
国立西洋美術館常設展の入館料
国立西洋美術館常設展の入館料は次のとおりです。
個人 | 団体(20名以上) | |
一般 | 500円 | 400円 |
大学生 | 250円 | 200円 |
ご覧のとおり、入場料を支払うのは、一般と大学生だけです。
高校生以下及び18歳以下は無料で入館できます。
つまり、小学生も中学生も高校生もタダということですね。
だからなのか校外学習や、修学旅行で来たんだろうな、と思われる中高生を見かけることが多いのも納得です。
また、65歳以上の方や、心身に障害のある方とその付き添いの方も1人まで無料となります。
入館の際に学生証や年齢の確認できるものや、障害者手帳などを提示する必要があるのでお忘れなく。
これは余談ですが、ウチの息子が高校生のときに一緒に国立西洋美術館に行ったのですが、なんと学生証を忘れてしまったことに気がつきました。
保護者と一緒だったからか、忘れたことを正直に話したら無料で入ることができましたが、いつもこの手が通用するとはかぎりません。
美術館や博物館など公共の施設では、年齢確認ができるものを持っているとおトクになる場合があるので、お出かけ前にチェックする習慣を身につけるとよいですね。
スポンサーリンク
国立西洋美術館常設展入場料が無料になる日の注意点
国立西洋美術館の常設展は、原則毎月第2日曜日、国際博物館の日(5月18日)、文化の日(11月3日)が無料観覧日です。
しかし、無料観覧日には混雑が予想されるため、いくつかの注意点があります。
混雑状況
混雑を避けたい場合は、平日や午後3時以降の来館をおすすめします。
どうしても土曜日、日曜日に行きたい!というときも午後3時以降が比較的空いています。
国立西洋美術館は人気の美術館のため、無料観覧日は特に混雑する傾向があります。
そのため、時間帯や曜日を工夫して混雑を避けることをおすすめします。
場合によっては、混雑を避けるために入館料を払って無料観覧日以外の日に訪れるのもよいでしょう。
そして、年に数回、常設展示室内で開催される小さな企画展も常設展の料金で見られます。
企画展の内容によっては混雑する可能性があります。
予約必要か?
無料観覧日はチケットを購入する必要はないので、「無料観覧日に国立西洋美術館の常設展に行く!」と決めている人は予約は必要ありません。
通常日に行く場合、国立西洋美術館では入館窓口で常設展のチケットを購入できるほか、公式HPからオンラインチケットを予約することができます。
障がい者手帳の提示
障がい者手帳をお持ちの方は、無料観覧日に限らず、いつでもご本人と介護者1名まで無料になります。
観覧当日はエントランスで障がい者手帳を提示する必要があるので忘れずにお持ちください。
企画展・特別展のチケットで常設展が無料で見られる!
企画展のチケットをよく見てみると、下の方に小さな字で「本券で常設展示も併せてご覧いただけます。」と書かれています。
常設展と企画展のどちらから見学してもかまわないので、時間と体力がある方はこの機会にぜひ常設展にも足を運んでみましょう。
常設展年間パスポートチケットを活用する
国立西洋美術館の入館窓口で、「常設展年間パスポートチケット」を購入することができます。
お値段は1,100円で販売期間は2023年5月9日~2024年2月29日まで。
有効期限は2023年5月9日~2024年3月31日までです(来年度以降もあるのかは不明)。
「無料で入館」とは少し違いますが、年に何度も常設展を訪れる、という人は3回で元が取れるというものです。
さらに、このパスポートを提示すると、ミュージアムショップやカフェすいれんで3,000円以上利用することで5%OFFという特典も受けられます。
「国立西洋美術館が大好き!」という友人へのプレゼントとしても活用できそうですね。
スポンサーリンク
国立西洋美術館の常設展無料入館日のおすすめの過ごし方
国立西洋美術館常設展の無料観覧日は、
- 原則毎月第2日曜日
- 国際博物館の日(5月18日)
- 文化の日(11月3日)
です。
この機会に、ぜひ国立西洋美術館を訪れてみてください。
ここでは、国立西洋美術館の常設展無料入館日のおすすめの過ごし方をお伝えしていきます。
鑑賞したい作品を決めておく
国立西洋美術館の常設展には、常時150~200点余りの作品が展示されています。
すべてをじっくり鑑賞するのは難しいため、事前に下調べをして、鑑賞したい作品を決めておくとよいでしょう。
国立西洋美術館のホームページやパンフレットなどで、展示作品のリストや解説を確認することができるのでチェックしておくことをおすすめします。
混雑を避ける時間帯や曜日を選ぶ
国立西洋美術館の常設展の展示物全部を無料観覧日にじっくり鑑賞するのは難しいです。
無料観覧日は特に混雑することが予想されます。
なので、混雑を避けるためにはあえて無料観覧日ではない、平日や午後3時以降の来館を考えたほうがよいでしょう。
それでも無料観覧日に訪れる場合は最も混雑が予想される午前10時から午後2時までを避けて午後3時以降の入館をおすすめします。
ゆっくりと作品を鑑賞するために時間に余裕を持っておく
国立西洋美術館の常設展は、じっくりと作品を鑑賞するのに適した美術館です。
そのため、時間に余裕を持って行くことをおすすめします。
お気に入りの作品は何度見てもいい!その作品を見るためだけに美術館を訪れてもいい!という人にとっては無料観覧日は魅力的です。
ですが、無料観覧日はいつもより混雑が予想されるので、「見たいと思ってた作品にたどり着くまで想像以上に時間がかかった」なんてことも。
無料観覧日当日は、美術館滞在時間が多少長くなってもよいように、ゆとりのあるスケジュールを組んだほうがよいでしょう。
スポンサーリンク
国立西洋美術館常設展入場料が無料に!おさえておきたい注意点まとめ
国立西洋美術館常設展の入場料が無料になる日は原則毎月第2日曜日、国際博物館の日(5月18日)、文化の日(11月3日)です。
また、障がい者手帳をお持ちの方と介護者1名、65歳以上の方、さらに高校生以下及び18歳未満の方は、無料入館日に限らず、いつでも無料で常設展を観覧することができます。
その際は障がい者手帳や年齢のわかる証明書を忘れないようにしてくださいね。
そして、企画展・特別展のチケットをお持ちの方も常設展は無料になります。
館内のカフェすいれんで食事をして、国立西洋美術館を一日がかりで見学する、という計画を立ててみてもよいかもしれません。
無料観覧日は通常よりも混雑が予想されるので、時間に余裕を持ってお出かけください。
ゆっくり作品を鑑賞したい人は午後3時以降に来館するか、あえて無料観覧日を避けるのもよいかもしれません。
スポンサーリンク