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五島美術館は、東急大井町線沿線の上野毛駅からすぐのところにあります。
このへんは、都心に近いのに緑が豊かなところなので散策にもぴったり。
自然を楽しむだけでなく、美術館鑑賞もできるなんて、都会の休日の過ごし方としては、なんて理想的なのでしょう!
今回は、五島美術館の沿革やアクセスなどについてお伝えしていきます。
五島美術館とは?
五島美術館は、東急グループの創始者 五島慶太のコレクションをもとに1960年(昭和35年)に開館した美術館です。
五島美術館には国宝「源氏物語絵巻」があるためか、建物のデザインは平安時代の建築様式である寝殿造をイメージして造られたといわれています。
まったくの寝殿造ではないと思いますが、随所に寝殿造の要素を取り入れて、平安時代の貴族の住居を彷彿とさせる造りになっているところは見逃せません。
ほぼ都心なのに、庭園を含めると約6000坪の敷地。6000坪ってどのくらい?
畳で換算すると16562枚、約1万6500㎡だそうです。…広すぎてよくわかりません。
でも、都心近くでこの広さの庭園。都会の喧騒から開放された癒やしの空間となっています。
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五島美術館の見どころ 源氏物語絵巻と庭園
五島美術館の所蔵品は、日本や東洋の古美術を合わせて約5,000点にもおよびます。
その中には国宝「源氏物語絵巻」「紫式部日記絵巻」をはじめ、重要文化財も多数所蔵していることでも知られています。
「源氏物語絵巻」は春、ゴールデン・ウイークの頃に一週間程度、「紫式部日記絵巻」は秋に一週間程度、毎年展示されています。
また、趣向を凝らした展示会は年に数回開催されているので、美術館の公式HPから確認して訪れてみましょう。
さらに、美術館の外側に広がる1万6500㎡の庭園も四季折々の花々が咲いていて見事です。季節ごとに訪れたくなる庭園です。
ちなみに美術館に入らなくても庭園を見るだけなら300円で利用できます。
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五島美術館へのアクセス
住所
〒158-0093
東京都世田谷区上野毛3丁目9−25
℡03-5777-8600
アクセス
東急大井町線(各駅停車)
「上野毛(かみのげ)駅」下車徒歩5分
二子玉川、等々力からも歩いて行くことができます。二子玉川からだと徒歩約20分くらいです。
五島美術館は、外から見ると、閑静な住宅街の中にあって、長い塀の続く大きなお屋敷、というイメージの美術館です。
入館料
一般1,000円/高・大学生700円/中学生以下無料(特別展は別途)
・障害者手帳をお持ちの方、ならびに介助者の方1名は200円引
・庭園入園のみ(展覧会をご覧にならない場合)は1人300円(中学生以下無料)
開館時間
午前10時―午後5時(入館受付は午後4時30分まで)
休館日
毎月曜日(祝日の場合は翌平日)
展示替期間
夏期整備期間
年末年始
休館日や展示会についての詳細は五島美術館公式HPをご覧ください。
さいごに
五島美術館は、絵巻や日本画のほかにもお茶道具、中国陶磁器や古筆なども所蔵されている、庭園も美しい美術館です。
東急大井町線沿線ということで等々力渓谷の散策のついでに立ち寄ることもできます。
また、美術館の行き帰りには沿線ぞいの二子玉川や、自由が丘でランチやショッピングが楽しめる立地の良さも魅力ですね。
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