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最近は美術館でもお子さん連れの方を見かける機会が多くなりましたね。とくに人気の特別展などでもベビーカーを押して見学されている方をよく見かけます。
また、車椅子で見学されている方も以前より増えてきて、日本もバリアフリーの意識が高くなってきたんだな、とうれしくなってきます。
では、東京国立博物館ではどんな取り組みがされているのか、ちょっとだけ調べてみました。
東京国立博物館でのバリアフリー情報
エレベーターが標準設置
東京国立博物館では、本館、東洋館、平成館、法隆寺宝物館、黒田記念館、表慶館で車椅子を利用して観覧ができます。
どの館にもエレベーターが設置されているので、上の階、下の階への移動がスムーズにできます。ベビーカーでのお子さん連れの方もこれなら安心ですね。
1人で観覧の方や、介助が必要な方はエントランスで係の人に声をかけてください、とのことです。
また、入館料は障がいのある方と付き添いの方1名まで無料で観覧することができます。入館の際には障害者手帳の提示が求められますので忘れないでお持ちください。
トイレを利用の場合
各館に多目的トイレが設置されています。各館のトイレの位置については、東京国立博物館公式HPをご覧ください。
また、男性用、女性用トイレのどちらにもベビーベッドが設置されているので、小さいお子さんのおむつ替えも心配なくできますね。
あまりお子さんと一緒に見学しているイメージがない法隆寺宝物館や、東洋館にはレストランが併設されているので、おむつ交換台があると館内どこでもお子さん連れで食事をしても安心です。
盲導犬、介助犬と一緒に観覧できます
美術館や博物館には基本的に動物を連れて行くことはできません。
ですが、盲導犬、聴導犬、介助犬のようにお仕事をしている補助犬たちは館内を一緒に見てまわることができます。
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東京国立博物館には託児所もあります
とはいえ、子どもを連れて観覧しようと思っても退屈してぐずったらどうしよう。他のお客さんの迷惑にもなるし、自分も作品に集中できない…って考えて「行くの、やめようかな。」と躊躇してしまう人も多いと思います。
実はトーハク(東京国立博物館)には託児サービスがあるのです!しかも授乳室も。
利用には事前予約と料金がかかりますが、お子さん連れで行くかどうしようか悩んでいる人は利用を考えてみては?
現在は新型コロナ感染予防のため実施されていません。ご注意ください。
場所 正門プラザ内託児室
料金 0~1歳児:2,000円
2歳児以上:1,000円
*事前の予約が必要です
*原則毎月第1・3土曜日 第2・4水曜日
利用可能日は限られますが、たまには育児から開放されてアカデミックな世界にどっぷり浸かるのもいいと思います。
詳しくは東京国立博物館公式HPをご覧ください。
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さいごに
美術館や博物館で「興味のある特別展が開催される」と知ったら誰だって行きたくなりますよね。
これまでは体調が悪いから、子どもを連れていくから、と躊躇してしまうこともあったかもしれませんが、今の美術館や博物館はだいぶ行きやすくなっていると思います。
私の知人の年配のおじさまも、地方から「どうしても見たい特別展がある」と車椅子で飛行機に乗ってきて、美術館に案内したことがあります。
また、ある特別展で人工呼吸器を装着した方がストレッチャーで横になったまま介助の方と一緒に観覧しているところも見かけたこともあり、美術や芸術は生きる力を与えてくれるものだと、改めて思いました。
美術館や博物館は、興味や関心のある人を温かく迎えてくれるところです。サービスを上手に利用して美術館めぐりを楽しみましょう。
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