江戸東京博物館に「古代エジプト」展を見に行ったついでに、常設展にも行ってみました。
江戸東京博物館の常設展を訪れたのは、なんと20年ぶり!
特別展には何度も行っているのに、「常設展にこんなに長い間行ってなかったんだ」と思い、時間もあったので久しぶりの訪問となりました。
前の記憶もあやふやだったので新鮮な気持ちで楽しんできました。
電車を降りてからチケット購入、展示場へと向かった私の足取りをご紹介します。
江戸東京博物館への行き方 電車の場合
今回は都営大江戸線両国駅で下車。
A4出口を目指して歩きます。
改札を出て右へ曲がり、エスカレーターまたは階段で地上へ。そこからはすぐです。
左へ曲がるとすぐに見える建物が江戸東京博物館です。地上に出て1分もかかりません。
すぐ階段が見えてきますが、常設展の入り口は階段またはエレベーターを使って3Fにあります。
今回私は、特別展の「古代エジプト」展をまず見ようと思っていたので、その階段は上らずにぐるっとまわって1F入り口を目指します。江戸東京博物館の特別展は1Fで行われます。
チケット売り場は1Fと3Fにあり、どちらでもチケットは買えます。
常設展入り口をめざして3Fに来た場合は3Fのチケット売り場が便利ですね。
江戸東京博物館へのアクセスの詳細はこちらをご覧ください。
江戸東京博物館 常設展の入場料
江戸東京博物館の常設展の入場料は、次のとおりになっています。
個人 | 団体(20名以上) | |
一般 | 600円 | 480円 |
学生 | 480円 | 380円 |
65歳以上 | 300円 | 240円 |
中・高生 | 300円 | 240円 |
※小学生以下、都内在住・在学の中学生、障がい者の方と付き添い2名まで無料です。
入館の際は、学生証や年齢のわかるもの、障がい者手帳をお持ちください。
ちなみに、特別展のチケットを持っている人は差額を支払うと常設展を観覧できます。今回の「古代エジプト」展、一般の場合で差額料金200円が必要でした。
他の美術館・博物館では特別展のチケットを持っていると常設展は無料で観覧できるところが多いですが、江戸東京博物館はちがうので注意が必要です。
江戸東京博物館の常設展の見どころ
江戸東京博物館 6階の見どころ
さて、チケットを無事に買うことができたら、6階が常設展の入り口となります。
6階は「江戸ゾーン」。江戸時代にタイムスリップです。
江戸時代の町並みや江戸城の内部まで精巧に作られたジオラマと時代劇でよく見る日本橋がお出迎えしてくれます。
町並みや江戸城は細部までよく作られていて、ミニチュア好きにはたまりません。
江戸城には今はなき天守閣もそびえていて、江戸の町からどんなふうに見えたかも実感できる作りになっています。
江戸城の内部もよく作られていて、忠臣蔵で有名な「松の廊下」も再現されています。大きなジオラマなのでとても見応えがあります。
また、江戸時代の人々の暮らしも豊富な資料とともに展示されています。特徴的なのは解説に浮世絵が用いられていて、それも楽しめました。
他にも印象的だったのは江戸前寿司の模型。
聞いたことはあったけれど、お寿司の大きさがまるでおにぎりみたい!少食な人なら1個で十分おなかいっぱいになりそうな大きさでした。
そして、体験コーナーでは実際に駕籠に乗れたり、魚やさんの天秤を担ぐことができたり、小判がずっしり入った千両箱を持ち上げたりできたりで、ちょうど校外学習できていた小学生も楽しそうに体験していました。
江戸東京博物館 5階の見どころ
5階も引き続き江戸ゾーンで長屋の暮らしや、三井越後屋の模型を見ることができます。
順路に沿って歩いていくといつの間にか明治時代の東京ゾーンへ。
ここでは鹿鳴館や銀座煉瓦街の縮小模型を見ることができます。
そして時代は第二次世界大戦から昭和の時代へ。団地の間取りがそのまま再現されていたり、小さいころ家にもあった電化製品なども展示されていて、ちょっと複雑な気持ち(笑)。
2時間ほどかけて、じっくり楽しく見学しました。
さいごに
江戸東京博物館は、フロアがとても広くて、大きなジオラマや縮小模型がいくつあっても全く圧迫感がないです。
新型コロナの影響でジオラマの細部を見るための備え付けの拡大鏡は使えなかったので、事前に用意していくといいかもしれません。
また、常設展示はほとんど全部が撮影OKなので、気に入った展示品と一緒に写真を撮ったり思い思いに楽しむことができます。
なんといっても広いので、密にならないのもいいですね。
大人から小さいお子さんまで楽しく見学できる博物館です。一度は訪れてみることをおすすめします。