上野の東京国立博物館の歴史と見どころをご紹介 国宝の数もすごい!

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東京国立博物館

上野にある博物館といえば東京国立博物館ですね。東京国立博物館は日本でいちばん古い歴史のある博物館で見どころもたくさん!もちろん、国宝や重要文化財の数も日本一です。

上野駅方面から上野公園に入り、上野動物園や国立科学博物館を通り過ぎたところで道路を挟んで向こう側に見えてくるひときわ大きな建物、それが東京国立博物館です。上野公園に行ったことのある人なら、一度は見かけたことがあるかもしれませんね。

最近は、日本の歴史に関心のある外国人や、ゲームやアニメなどの影響で刀剣に興味を持った若い人たちで常設展も人気です。

じっくり見ると、とても一日ではまわりきれないほどの充実ぶり。そんなトーハク(東京国立博物館の愛称)の魅力をご紹介します。

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上野にある東京国立博物館の歴史とは

上野・東京国立博物館の歴史は明治5年(1872年)から始まりました。

1872年 明治 5年 湯島聖堂で初めての博覧会を開催
この時日本最古の博物館として開館

1882年 明治15年 上野に移転
1909年 明治42年 表慶館 開館

1917年 大正 6年 森鴎外 が総長として就任
現在、特別展が開催されることの多い平成館の前庭に森鴎外の写真があるのに気づいた人もいるのではないでしょうか?「なんであるんだろ?」と思っても特別展に急いでいるとあまり気にとめずに通り過ぎてしまっていた、ということも多いかもしれません。

森鴎外と東京国立博物館には深い関わりがあったのですね。

1928年 昭和 3年 黒田記念館 開館
1964年 昭和39年 法隆寺宝物館 開館
1968年 昭和43年 東洋館 開館
1974年 昭和49年 モナ・リザ展開催
国立西洋美術館と共同で主催。当時とても話題になり、小学校低学年だった私も強烈に覚えています。77cm×53cmのそれほど大きいとはいえない絵画に当時なんと過去最高の151万人もの人が訪れたそうです。

1984年 昭和59年 資料館 開館
1999年 平成11年 平成館 開館

こうやって年表を見てみると、150年近い歴史のある博物館なんだということがよくわかります。関東大震災や、空襲を乗り越えて美術品を守ってくれたんだと思うと感慨深いです。

建物は開館当時とは変わっているものもありますが、本館と表慶館は重要文化財です。収蔵品だけではなく、建物自体が重要文化財。一度はそれぞれの建物を訪れてみる価値あり、ですね。

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東京国立博物館の見どころを館ごとにご紹介

東京国立博物館は、見どころが館ごとにちがい、それぞれに特徴があります。本館を含めて6つの展示館と資料館、合わせて7つの施設から成り立っている東京国立博物館。どんな見どころがあるのか、施設ごとに紹介します。

本館

正門から入り、真正面に見える大きな建物が本館です。上野公園側からもよく見えますね。

この建物は昭和13年に開館し、空襲の被害にも遭わず現在に至ります。

正面玄関から入るとまっすぐに大階段が見えますが、どこかで見覚えが?そう、銀行を舞台にしたあのドラマでも出てきた階段です。

本館の大階段はテレビやミュージックビデオのロケなどでも使われているので、興味のある人は探してみてください。

このように建物自体も見どころたっぷりですが、展示は1Fはジャンル別 (彫刻 刀剣 陶磁器など)、2Fは「日本美術の流れ」 という縄文時代から江戸時代までの展示となっています。

表慶館

本館を正面に見て向かって左側に見える、エキゾチックな雰囲気の建物が表慶館です。

明治42年に時の皇太子(大正天皇)のご成婚のお祝いとして開館しました。この建物も重要文化財です。

常設展示はなく、特別展があるときだけ中に入れます。

法隆寺宝物館

明治時代に法隆寺から皇室に献納された300点あまりを収蔵、展示しています。

「法隆寺」というイメージとは違ってとても現代的な建物です。

飛鳥時代の宝物が中心なので、奈良時代の正倉院の宝物よりも古い時代の美術品も一見の価値があります。

東洋館

本館の右側にある建物が東洋館。

日本以外の東洋諸国の文化財を収集、保管しています。中国、朝鮮半島から東南アジア、インド、エジプトまで幅広い展示で見応えがあります。

1Fにはカフェ・レストランゆりの木があります。

平成館

平成11年に開館。

1Fは土偶や埴輪などの考古学の展示。2Fは特別展の会場になるので行ったことがある人も多いと思います。

少し奥まったところにあり、人気の特別展のときは前庭をぐるりと囲むくらいの行列ができます。

黒田記念館

東京国立博物館の敷地から少し離れたところにあります。

明治から大正時代にかけて活躍した洋画家黒田清輝の美術品を収蔵・展示する美術館です。

展示は入れ替えがありますが、黒田清輝の作品をじっくり鑑賞することができます。

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東京国立博物館は国宝の数も日本一

東京国立博物館が所有する国宝の数は2019年4月現在で89件。90件を超えるのももうすぐでしょう。国宝の所有数はもちろん日本でいちばん多いです。

東京国立博物館が所有する文化財は11万9000件以上。その中で重要文化財は約650件もあります。

そして常時3000件以上を展示していて、テーマ別に週に一度の割合で展示物を替えています。これは収蔵品が傷むのを防ぐねらいもあるということですが、この頻度で展示が入れ替わっているのだったら、毎週通っても新しい発見があるということですね。

また、本館の2Fには「国宝室」と呼ばれる国宝が1点だけ展示される特別な部屋があるのです(現在はウイルス感染防止のため休室)。数週間から1ヶ月ごとに国宝が入れ替わるので、訪れたときどんな国宝が展示されているのか、それも東京国立博物館を訪れる楽しみの1つです。

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さいごに

東京国立博物館は一言で言い表せないほどの見どころたくさんの博物館です。一つ一つの施設をしっかり見学すると、1、2時間ではとてもたりません。

興味のある時代の遺物を中心に見たり、刀剣や鎧兜、美術品など好きなジャンルを心ゆくまで見ているとあっという間に時間が過ぎてしまいます。

そして、これほど収蔵品のある博物館ですから、日本史や美術の教科書で見たことのある、あの作品も見つけることができるかもしれません。実物を見るとやはり感動しますよ。

また、東京国立博物館は敷地の広さだけでも東京ドーム2つ以上と言われていますから、できれば1日かけてゆっくり見てまわりたいですね。

まさに日本が世界に誇る文化財を収蔵、展示する至高の博物館。一生に一度は訪れてみたいものです。